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荻原浩の本を読んだ記録
荻原浩の本について、このサイトに掲載した4記事をまとめました。記事の掲載順に並べています。全著作の一覧や、おすすめの順位ではありません。
ハードボイルド・エッグ
特に秘書とのやり取りが面白かった。理想の探偵像を保ちたいのに、相手の言動で調子を崩される。頭の中ではマーロウなのに、現実はまったく違う。
僕たちの戦争
特に覚えているのは、吾一の視点だ。僕たちには見慣れた街や暮らしが、戦時中から来た彼には見知らぬ光景になる。今の便利さや豊かさを、そのまま喜べるとは限らないところも考えさせられる。
明日の記憶
この作品でもう一人忘れられないのが、妻の枝実子だ。夫を励ます立派な言葉を次々に口にするわけではない。病気を前にして動揺し、傷つきながらも、夫のそばにいる。
メリーゴーランド
啓一が相手にするのは、赤字のテーマパークだけではない。仕事を動かそうとすれば、人の思惑や組織の都合にもぶつかる。こうすれば少しはよくなるのでは、と思っても、そのとおりに進むとは限らない。